2020年12月 CentOSプロジェクトは、CentOS Streamに注力するため、従来のCentOS形態でのリリースを終了すると発表がありました。影響を受けるバージョンは、CentOS 8 で 2021年12月末にサポートを終了する見込みです。
CentOS7 については、2024年までサポートは継続すると発表されています。

-- CentOS Project shifts focus to CentOS Stream – Blog.CentOS.org

-- CentOS 8 EoL 変更と CentOS 8 Stream との違い、影響について — サイバートラスト株式会社

次は何を使うか?

CentOS を利用していたユーザは、次にどのディストリビューションを使うかの選択が必要になります。CentOS創設者のGregory Kurtzer氏による「Rocky Linux」も選択の一つです。
それ以外では、Debian、Ubuntu、OpenSUSE、RHELが有力と考えます。Linuxにこだわらないのであれば、FreeBSD も候補の一つとして考えてみるのもよいでしょうか。

-- Rocky Linux
-- Project Lenix

-- Debian JP Project - Debian JP Project

-- Homepage | Ubuntu Japanese Team

-- openSUSE Wiki

-- The FreeBSD Project

おすすめは?

個人的には、Linux技術者しか在籍していない組織では、RHEL系のディストリビューションを選択することが学習コストをかけない方法と考えます。ある程度の知識を有する技術者が多数在籍するのであれば、Debian/Ubuntu、FreeBSDを選択するのも楽しいのではと思いますね。

CentOSサポート終了まで1年を切りましたが、早めに後継を決めての対応が必要ですね。